ニセコとパウダースノーを愛する約1,000人の映画ファンが詰めかけた。

2024年3月23日(土)の夜、パークハイアットニセコHANAZONOでニセコフィルムフェスティバル2024が開催され、ニセコとパウダースノーを愛する約1,000人の映画ファンが詰めかけた。

レッドカーペットは、パークハイアットニセコHANAZONOのイベントビレッジの屋内と屋外のスクリーンで行われ、会場では、ニセコフィルムフェスティバルのために特別にフード&ドリンクメニューも用意された。

ニセコ出身の平沼咲花さんとイギリスのニュース番組BBCテレビ元司会者のジョナサン・ベナーさんジョナサン・ベナーさんが司会を務め、パークハイアットニセコHANAZONOで活躍をしているループミュージシャンのダニエル・パーク氏がライブパフォーマンスを披露した。

国内は勿論、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イギリスなど世界各国から過去最高の29作品が登録された。

2018年の初開催以来、ニセコフィルムフェスティバルはニセコ春最大のイベントとなるまでに進化し、オフピークシーズンの観光客や地元の人々に楽しんでいただいている。

また、世界中のフィルムメーカーの視点を通して、ニセコエリアの知られざる魅力的なスポットを紹介する機会としての役割も担っている。

今年はPowderlifeとパークハイアットニセコHANAZONOが共同でスポンサーとなり、イベントを盛り上げた。

審査員は、プロアスリートのエリック・ポラード氏、トーラ・ブライト氏、GENTEMSTICK創業者の玉井太郎氏、リズムジャパン共同設立者のマット・ハンプトン氏、ニセコフィルムフェスティバルを長年サポートし、現在は東急リゾーツ&ステイ ニセコ東急リゾーツホテルコンド推進グループ支配人の田中竜之介氏、HANAZONO NISEKOのセールス&マーケティングマネージャ兼クリエイティブディレクターの星健太郎氏など、各界を代表する10名が務めた。

審査員は、ニセコ魂、ストーリーテリング、革新性、撮影、制作・編集の5つの基準で各作品を採点した。

今年の優勝作品は、フランスのレオ・ラテズ氏が制作した5分間の作品『ザ・テープ』だ。

審査員の星健太郎氏は、『ザ・テープ』の魅力を会場で語った。

「この映画には、素晴らしい冬の映画らしい要素や美しい風景がたくさんあるが、それと同時に、自分たちが住んでいるこの場に対して謙虚な気持ちにさせてくれる素敵なメッセージも込められている。制作チームがライディングスキルがあることはわかるが、実際のスノーボードのシーンを見せなかったのはとてもユニークで、彼らのメッセージをより際立たせていると感じた。今年もいい作品がたくさんあったが、『ザ・テープ』はひときわ目立っていた。彼らはクリエイティブなストーリーテリングでフィルムのスタンダードをより高いものにした。”

第2位はニセコのスノースポーツを運営するNISEKO ZENの「Sumuzu」、第3位はアイビー・スタントンの「メルティング・マウンテンズ」が入賞。

また一般投票賞が今年から設けられ、会場でのライブ投票で決まった。

受賞作品「YUGO 融合」(アイザック・ポッドモア氏、ダニエル・メイソン氏)には、アジアの最高峰のホテルの2泊3日の宿泊券が贈られた: パークハイアットニセコHANAZONO、ハイアットリージェンシーバリ、ハイアットリージェンシーバンコク、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄のいずれかに2名様での宿泊。

ニセコフィルムフェスティバルの創設者であるウィンス・ヘイワード氏は、「ニセコフィルムフェスティバルが年々成長しているのを見るのはとても嬉しいことです。PowderlifeとパークハイアットニセコHANAZONOとのパートナーシップにより、春のイベントの盛り上がりを実感しています。」

時間の都合上、審査員によって選ばれた上位17作品のみが、イベント当日の夜に上映されたが、ニセコシュートアウトのYouTubeチャンネルではすべての作品を楽しむことができる。

2025年ニセコフィルムフェスティバルの詳細は、ニセコシュートアウトのウエブインスタグラムで確認できる。