ニセコの歴史と文化
本州から開拓民が倶知安に移住をしたのは1891年のことです。そこからニセコエリアの歴史が始まったように感じられますが、それよりはるか昔からニセコエリアでは人々が暮らしていました。

ニセコエリアの歴史
ニセコビレッジスキー場の近くには、約4000年前の縄文時代後期の遺跡であるストーンサークルがあり、その当時から人間が生活をしていたことが明らかになっています。ニセコの自然がはぐくむ山の幸を糧にして、今の私たちと同じように羊蹄山の美しい景色を楽しんでいたことでしょう。
8世紀 | 日本書紀に蝦夷・後方羊蹄(しりべし)の地名が記される |
15世紀ごろ | 蘭越付近で倭人とアイヌが雑居するようになったと言われる |
1892年 | クッチャン原野に第一次移住者が入植 |
1894年 | 山田邦吉が現在の山田温泉を発見 |
1895年 | 現在のニセコ町に開拓移住が始まる |
1904年 | 北海道鉄道開通。倶知安駅、比羅夫駅開業 |
1964年 | 狩太町、ニセコ町へと改称 |
地域の人々の暮らしを見守ってきた神社・仏閣
1900年前後に入植した人々よってニセコエリアの神社やお寺は設けられ、地域の人々の暮らしを見守ってきました。 主な神社としては、倶知安神社(倶知安町字八幡476)狩太神社(ニセコ町字本通218)。お寺は、天井画で有名な大佛寺(倶知安町字旭100)、秋にお祭りを行う金毘羅寺(倶知安町北7条西1丁目)など、約20あります。

ニセコ周辺で開催される主なお祭り・行事
四季の季節の移りかわりの中で、ニセコエリアでは様々なお祭りが行われています。その中で、主なお祭りを紹介します。
- 倶知安雪トピアフェスティバル(2月中旬)
豪雪の町倶知安で雪を楽しむイベントが盛りだくさん。
- くっちゃんじゃがまつり(8月上旬)
短い夏を彩るこのお祭りは、地元の人たちによる屋台や、太鼓や踊りなどの郷土芸能が楽しめます。
- 狩太神社例大祭(8月下旬)
昔ながらのお神輿や山車がニセコの市街地を練り歩きます。
- 金毘羅寺秋季例大祭(10月上旬)
沢山の屋台で賑わうこのお祭りを境にして季節が秋から冬に移り代わっていきます。