今日は、「山の日」ということで羊蹄山登山に行ってきました!日帰りコースで真狩登山口から7:30スタート!(女性3名)

持ち物:飲み物500ml × 4本(内1本水)、雨具、トレッキングポール(杖)、虫よけ、登山靴(履き慣れたもの)、軽食(おにぎり、カロリーメイト、ウィダーインゼリー, キャンディ)、携帯トイレ&トイレットペーパー、新聞紙、ファーストエイドキット、携帯電話、タオル、帽子、ザック(使い慣れたもの)、軍手

朝、登山口にいくと警察の山岳救助隊の方が5名「気をつけて登って下さい。お腹が空いてなくても、水分補給の他に何か適時食べながら、エネルギー補給しながら、上って下さい。」とアドバイスしてくれました。入山届の箱の記入台帳に入山者、時間、住所、連絡先、下山日などの必要事項記入します!トレッキングポールの使い方については、あらかじめYoutubeなどで紹介されていますので、グリップの持ち方などを含めて予習しておくことをお勧めします。ポールの使い方が、上り、下りの足にかかる負担をうまく使うことにより、かなり軽減されます。

​登り始めて4号目を過ぎるとそれぞれの体力、脚力の差が出てきて、ペースの違いが出てきました。ペースが違うと疲れるというのがよくわかります。ただ、ポールなしでよじ登らなくてはならない箇所が多いので、互いに手を貸しながらになります。それに、もし誰か一人が足をくじいたりしたら、他の2人が肩を貸して下りなければなりません。4号目を過ぎて、洞爺湖や日本海を見下ろしながら、お互いに励まし合いながら、上を上を目指して登って行きました。「これ、どうやってよじ登るの?」っていう箇所が多いので、時々山猿にでもなったような気持ちで、よじ登って行きましたよ。(笑)急な箇所は、ポールを2本同時について、体を引き上げるように登っていきます。こうすると、とても楽に登れます。

​真狩の山頂へは、比較的早く到着しました。11:30 4時間で登りましたが、クレーターを見るまでは、20分くらいかかりました。

到着すると​クレーターや山頂からの町並みの景色に魅了されます。それは、それは、素晴らしい眺めです。また、イワギキョウ、イワウメ、イワベンケイなどの花々が咲いて、疲れを癒してくれます。それまでの疲れを忘れたかのように、クレーターの周りを夢中で歩き回りましたよ!休憩して13:40下山開始。

​ここからが試練です。登りに比べて、下りは、膝に重圧がかかります。うまく、ポールを使いながら、下りていく必要があります。山頂部分は、ガレ場(上記写真:岩壁や斜面から崩壊した岩クズが斜面に広がって、浮石などでバランスを崩して転倒してしまう場所)が多く、登山靴でも滑りました。こういった箇所で転倒してしまうと、下山時に悪影響を及ぼします。下りでは、上りの2倍の重力が膝にかかるからです、しかも荷物の分も入りますから、体重が50kg+荷物が3キロ=53kg×2=106kgが膝にかかるので、後半につれて足が動かなくなるのがよくわかります。常にランニングをしていても、下りのトレーニングはしていないため、下山後半かなり足元が危ういと思いまがら、ゆっくり、ゆっくり下りました。

​下りてくる途中、モグラに出会いました!私がそばに近づいても、カブトムシとの格闘で気づかない様子。モグラは目が見えないので、聴覚と臭覚で餌を探すそうです。かわいいです。励まされた気持ちになり、6号目からまた気持ちを新たに下山。14:00頃には、山小屋で宿泊して翌朝下山する登山者と行き交いますが、登山道が、狭いところでは、頭を木の枝にぶつけないように注意してください。狭い(狭い、滑る)とどうしても、足元に気がとられがちで、私は2回木に頭をぶつけてしまいました。「こんにちわ!」と皆さん挨拶をして、「お先にどうぞ」と道を譲ってくださるんですが、狭くて急なところでそう言われることが多いので、無理な時は、逆に譲って先に行ってもらいましょう。慌てると怪我をします。海外の観光客の方も多く、皆さん「こんにちわ!」と日本語で挨拶してくれたのが、嬉しかったですね。

​念願の羊蹄山登山。下山到着、18:30 4時間50分、下山後の足のケアは、温めず、冷やしてストレッチで、早期回復を促します。下山後は、はじめに入山届を記入した箇所に下山した時間を記入します。

感想:普段の運動量がポイントです。体力・脚力がなければ羊蹄山は登れません。また、スクワットをしたりして普段から膝を強化して、まず、手頃な山をトレッキングする頻度を増やすことから始めましょう。登山を楽しいものにするために、まず、体力の備えをすることをお勧めします。途中トイレの心配をしていましたが、常に飲んでも汗になって出ているので、トイレに行きたくなることがありませんでした。飲み物は、上り1リットル、下り1リットルと下山時にちょうどなくなりました。ほとんど寒さは、感じることがなく、ランニングタイツとショートパンツ、上はTシャツで往復しました。

それにしても、羊蹄山を登った達成感は、なんとも言えないほど満ち足りた気持ちになります。今日は、たくさんの方々が登っていました、ご家族連れ、カップル、大学生グループ、職場の男性グループ、女性2人グループの方々、様々でした。登山道でゴミは、見当たりませんでしたが、くれぐれもマナーを守って、事故がないよう楽しく登山を楽しんでくださいね。

​倶知安町役場のホームページより羊蹄山情報(2017版)の日本語・英語 Q&Aをご覧いただけますので、そちらを合わせてご確認ください。

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