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ニセコの自然

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多くの登山客で賑わう成層火山「羊蹄山」

支笏洞爺国立公園内に位置し、ニセコエリアを象徴する羊蹄山(1,898m)は、ぞくに「蝦夷富士」とも呼ばれる円錐型の成層火山です。3度程度の噴火によりその形が作られたというのが定説となっています。 頂上付近には高山帯を有するため、氷河期の生き残りと言われるダイセツオサムシやダイセツモリヒラタゴミムシといった、道内でも大雪山の高山帯のみに生息する昆虫が発見されています。 また、キタキツネ、ホンドテン、エゾリス、シマリス、エゾモモンガ、エゾユキウサギとなどの哺乳類も生息し、130種類以上の野鳥がいることも確認されています。

北西の麓には半月湖と呼ばれる火山湖があります。面積は1.3平方Kmとあまり大きくはないですが、周囲には原生林が密生しています。半月湖周辺から登山道周辺、羊蹄山山頂部域は国の天然記念物に指定されています。 登山道は4コースあり、どのコースも登山には6~8時間程度がかかります。山頂には避難小屋がたてられており、夏季には多くの登山客で賑わいます。

半月湖周辺には、遊歩道が整備され、自然散策を楽しむことができるようになっています。 

半月湖ガイドマップ

表面PDF  /  裏面PDF  /   印刷用 (A3サイズに印刷後、6つ折りしてご利用いただけます。)

半月湖花ずかん   /  半月湖花ごよみ

ニセコアンヌプリにひっそりとたたずむ鏡沼

鏡沼はニセコアンヌプリの北東斜面の中腹(標高570m)に位置する高層湿原の中にあり、沼の対岸にはミズナラ・イタヤカエデ・ホオノキなどの巨木が原生に近い森林として存在しています。風のない穏やかな日には水面に周囲の景色が映し出され、まさに鏡のような光景になることからこの名がつけられました。沼にある浮島は、風によって少しずつ移動しているので、訪れる日によって違う場所に浮かんでいたりします。

[鏡沼へ向かうルート]

◎東急ルート
東急ゴルフ場近くの入口から片道約50分の上り坂。ゴルフ場のトイレと駐車場を利用することができます。
◎道道58号ルート
東急ゴルフ場より標高の高い位置からのスタートとなるので、多少のアップダウンはあるものの、急な上りではありません。片道約40分。※こちらにはトイレや駐車場はありません。路肩に駐車することができますが、大変狭いスペースとなっていますので、マナーを守ったご利用をおねがいします。

11の東西に連なった山々「ニセコ連峰」

ニセコ連峰は、ニセコの語源となったニセコアンヌプリ(1,308.5m)を主峰に、イワオヌプリ、ワイスホルン、チセヌプリ、岩内岳、目国内岳(めくんないだけ)、雷電山、ニトヌプリなど11の東西に連なった山々で構成されています。

倶知安町、ニセコ町、蘭越町、共和町、岩内町を含んだ広い地域にまたがっており、山麓や中腹の海抜500~700m付近には、湖沼や高層湿原がところどころにあります。いずれの山々も、海抜およそ800m付近で森林限界となっています。

ニセコ連峰ではすでに江戸時代に硫黄の採掘が行われましたが、1880(明治13)年になると、大規模な硫黄の採掘が行われるようになりました。わが国で初めての蒸気精錬法も導入され地場産業として大変栄えましたが、産出量の減少などにより1937(昭和12)年に閉山されてしまいました。

■ニセコ連峰の登山マップ
イワオヌプリ
アンヌプリ
ニセコ山系の花々

日本最大の淡水魚、イトウの生息地「尻別川」

尻別川 尻別川は伊達市大滝区(旧大滝村)のフレ岳を源流とし、喜茂別町、京極町、倶知安町、ニセコ町を通過し、蘭越町で日本海へと流れる河川で、日本最大の淡水魚であるイトウの南限の生息地としても知られています。 かつては巨大なイトウが数多く生息していたと言われていますが、近年ではイトウも絶滅寸前と言われるほどの個体数となってしまっています。イトウの他にもサケ、サクラマス、アメマス、アユ、ヤマメ、フクドジョウ、コイ、オショロコマなどが生息しています。

キタキツネ・エゾモモンガなど、野生動物の宝庫

この地域は、かつて原生林であったため、たくさんの野生動物が生息していましたが、開発が進んでいる現在では羊蹄山やニセコ連峰などの山が生息地の中心となっています。現在は、ヒグマ、キタキツネ、エゾタヌキ、ホンドテン、エゾリス、エゾモモンガ、オコジョなどが生息していると言われています。明治時代は、エゾジカの個体数が激減し、ニセコエリアでは見られなかった時期もあったようですが、最近は足跡が観測されており生息していると見られています。鳥類は、渡り鳥が多く見られるほか、モズ、ウグイス、キジバト、オオルリ、カッコウ、クマゲラ、カワセミなどが観察されています。

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貴重な高山植物が見られる羊蹄山高原帯

羊蹄山には大きく分けて5種類の植生があります。 山麓から標高700m付近まではエゾイタヤ-シナノキ群落、700mから1100m付近まではエゾマツ-ダケカンバ群落、1100mから1500m 付近まではササ-ダケカンバ群落、1500m以上になるとコケモモ-ハイマツ群落、そして山頂付近は高山ハイデ及び風衝草原となっています。

また、羊蹄山の高山帯には、数々の貴重な高山植物が見られるため、国の天然記念物に指定されています。

ニセコ連峰には高層湿原や湖沼が点在しているため、水中植物や湿生植物が多く見られるのが特徴となっています。

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